2008年11月16日日曜日

アメリカの選挙

アメリカ全土で何ヶ月も続いていた新大統領選にオバマ氏が勝利しました。「現地時間4日」初の黒人でしかも若さ「変革」を国民は選んだのです。 その選挙期間の長さと国民の熱意にまず敬服します。そして若さと黒人を選んだ国民の選択に敬意を表します。この変革は国民に大きな刺激と興奮、自信と感動をあたえました。わがアメリカの自由は素晴らしい!。変革を叶える豊かな文化があり、ダイナミックで柔軟な、男でも女でもない、黒人でも白人でもない懐の深いアメリカ社会がある。 オバマの勝利より変革を成し遂げた国民の叡智に感動をしているのです。そしてこの感動は全世界の人々のこころの琴線にひびくものです。日本の政治家や国民はアメリカの選挙結果をどのような気持で眺めているのだろうか。恥ずかしさを感じているのだろうか。 つい先日行われていたあのパポーマンス。数を頼みとする派閥の権力者が、大臣の椅子などの条件をつけてうちうちで首相を決め、国民向けには無駄な金と時間を使い「開かれた政党」であるかのようなパホーマンスの総裁選を行う。 振り返って比較すると、このような政治家を長年にわたり選んできた日本の有権者の差といえます。 多民族国家のさまざまな文化を抱合したダイナイズムは、新のアメリカを希求して旧弊を打破するエネルギーとなった。比べて日本は一国のリーダーを派閥の思惑だけで選ばれる重苦しい閉塞感を抱えながら、若さも変革の欠けらもない、相変わらずの自己愛者ばかりの悲しい日本の姿でした。

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