2011年7月22日金曜日

ノーベル化学賞を受賞した米パデュー大の根岸英一特別教授(75)らは18日、文部科学省を訪れ、二酸化炭素(CO2)から燃料などをつくり出す「人工光合成」について、研究費の確保などを要請した。人工光合成については既に、根岸さんが国内の研究者とプロジェクトを立ち上げて取り組むことを決めている。
 根岸さんらは金属触媒を使い、有機物の炭素同士を結び付けるクロスカップリング反応を開発。自然界では、植物が日光を利用してCO2を分解する光合成を行っているが、根岸さんらは、同様に金属を触媒として使い、CO2を分解してバイオエタノールなどの燃料をつくる化学反応の発見を目指している。(2011/01/18-18:35)

太陽光利用で、CO2から液体燃料を作る

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