2012年1月23日月曜日

勝手なことをしないでください。

勝手なことをしないでください。
Please do not be selfish
  3.11以後の緊迫時の新事実がマスメデアで報じられているが、今年になってからアメリカは「フクシマ」が手がつけられなくなったときの海洋汚染は、太平洋全域に及ぶことを心配していた新事実があった。

僅か一基の原発被害が何万種の生物が集う美しい地球を破壊するような放射能汚染。それを唯一の被爆国日本が犯しかけたのだ。一体日本は「人類は」何様のつもりなのだろうか!、このような馬鹿げたことが許されるのかと言いたい。

昔書いたエッセイです。
肖像
「私たちは生活のなかで水辺や土、草花に接するとホット心休まるものを感じる。これは人間が自然の一員であることを本能的に察して心が癒されるのだろう。換言すれば現代はいかに反自然のなかの生活をしているかの現われかも知れない。
 そんな折に各地に大規模な水族館がオープンしているが、人間の自然回帰の血が騒ぐのだろう。また都市化、合理化、機械化されていく現代の拒否反応だろうか。全ての生物は水より誕生し私たちも母体の羊水より生まれでた。従って水辺にはさまざまな動植物が集合する。澄んだ水の世界には色も形もさまざまな魚たちがひれを巧みに操って優雅に小宇宙を泳いでいて、いつまでも見飽きない世界である。 

 魚に限らず地球上の生物たちは何と不思議で個性的な形をしているのだろうか。飛ぶ鳥は飛びやすく、泳ぐ魚は泳ぎやすく、走り動物は走りやすいように、無駄のない美しい姿で環境に適応している。そして懸命にまた本能的に生を営む彼らの姿は立派で、表情も魅力的で私の創作意欲をかりたてる。小蛙一っ匹作陶するにしろ描くにしろ私は彼らの尊厳を損なはないよう文句を言はれないよう気をつかう。
 私が土とペン、筆で創る彼らの肖像は、失われていくかけがいのないものを自分の手で蘇らせたい、遺したいという愛惜の念であると同時に、川や海を守るためにはそこに棲む生物をいかに愛せるかの創作表現の追及である。
 1984」

詳細は2011.3.11
http://www.geocities.jp/oiroy61okeus/newpage32.htm

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