2015年8月30日日曜日

山間に息づく郡上踊りの文化

 テニス仲間にせがまれて8月24日に郡上市上桝形町の盆踊りに出かけた。
おりからの台風 15,16号が近づいていて気がもめたが、宿を当日予約にして
10時に6人を乗せて自宅をでた。ネット検索で初めての宿であったが、夕食
は鮎料理新橋亭に 予約してあったので、宿の「一泊朝食のみ」の案内が
気に入り、参加者の了解を得て車中予約した。その他、チェックイン
14時、お寺、40畳の広間も関心の持てるフレーズである。

昼頃に到着しまず平甚 の蕎麦を並んで待ち、吉田川の釣師を
眺めながら食べ、博物館で踊りの実演を見学、15時にチェックインし
旅装を解いだ。一般的には16時チェックインだが旅人には有りがた
い心遣いだ。

 宿は襖で仕切られただけの開放的な間 取りで、街中の小さく仕切られた
窓の少ない民宿とは違い風通しと見晴らしが良い。昔の合宿のような、
または田舎の親戚に遊びに来たような雰囲気で
じきに東京「男性」と瑞穂市「女性」の、連泊している免許皆伝の客人
と親しくなり、40畳は師弟8人の踊りの輪ができ、本番前にwで勉強ができた。
予想外のハプニングだが、旅は道連れ、畳の踊りの輪は良い思い出でで、
お寺の開放的な雰囲気の余禄であった。

 踊りは夜8時から10時半まで。ビデオカメラと一眼レフ、携帯、小銭を肩掛
けショルダーバックに入れる踊り支度は、先週の愛宕町盆踊りに続いて
二週連続だ。鮎料理を食べてから提灯に灯りがともる城下町を散策。
 妻の実家が近く長年鮎釣りと踊りは経験してきたが、近年歳のせいかや
たらと和風な文化に惹かれるようになった。特に郡上踊りは日本三大
盆踊りであり、さらに観光客や子どもも参加できる踊りであることに
大きな意義がある。

踊る男女の粋を競いあう踊りの魅力と、浴衣と古民家、提灯、櫓、
下駄など、山間で営まれる「踊りの輪」は「市民の輪」として地域に
連帯していることに私は美を感じて汗をかき袖絞る。

  今年の鶴舞公園の桜見では異文化の肌の色が違う外国人同士が、
一同にシートに車座になり乾杯していたことにも美を感じたが、
悲惨な異文化の争いがあるなかで、日本独自の「他者への礼」や
踊りの輪「連帯感」と共通する日本文化であり益々和風が好きになる。

 初参加のテニス仲間たちもこうした日本の庶民文化が気に入ってくれた
ようで、始めから最後まで踊っていたスタミナには驚いたが、楽しさを
共有できて幸いです。
「動画はYouTube投稿作品」

htmテニスサークル「仲よし会」

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